記事: 静岡新聞、2024年1月11日 Matéria no Shizuoka Shimbun
学校行事で通訳 日伯親交貢献
浜松市中央区の日伯交流協会(高木昭三会長)は9日、通訳などのボランティア活動を通じてブラジルとの親交に多大な貢献をしたとして、磐田南高定時制4年の生徒6人に感謝状を贈った。
表彰を受けたのは岡林まことさん(19)、中村あゆみさん(19)、浜田歩美さん(19)、金田ミレナさん(19)、ダシルバニコラスさん(19)、渡辺ブルーノさん(19)。入学式や卒業式をはじめとする学校行事で、日本語が分からないブラジル国籍の生徒やその保護者に、駐車場案内や提出書類の説明をポルトガル語で通訳するなどのボランティアに尽力した。
磐田市見付の同校で贈呈式が行われ、高木会長から感謝状をそれぞれ受け取った。岡林さんは「受賞を励みに自分の個性や力を生かして、働ける場所を見つけたい」と述べた。
同校定時制に通う生徒は約130人。うち外国籍は約44%で、ブラジル国籍が半数を占めるという。
(磐田支局・崎山美穂)
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1390534.html
関連記事