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2021年06月18日

児玉哲義 PH会講演会「日本人ブラジル移民と在日ブラジル日系人」

児玉哲義 PH会講演会「日本人ブラジル移民と在日ブラジル日系人」


2021年5月10日、浜松市内の呉竹荘にて第77回PH会講演会が開催されました。講演者に日伯交流協会副会長並び魂誠會児玉道場代表の児玉哲義氏(日系二世)が登壇しました。 講演テーマ「日本人ブラジル移民のあゆみ、そして在日ブラジル人の今」について、1908年6月18日、笠戸丸がブラジル・サントス港に到着したことで始まった日本人ブラジル移民の歴史を自分の先祖の話を含めて語りました。日本人移民は苦労を乗り越え、ブラジル社会へ幅広く貢献し、現在の信頼の地位を確立しました。

1980年代から続いていたブラジルの不況の影響で、1990年の入国管理法が改正され、多くの日系ブラジル人が日本で働くことを希望し、在日ブラジル人コミュニティーが誕生し、現在まで30年間で様々な変化や成長を果たしてきました。

児玉氏は少年時代にブラジルで空手を始め、日本で国際空手組織を立ち上げ、日本で二種免許を取得し、タクシー運転手として働き、保険代理店等を起業したことや、日伯交流協会の設立や現在までの活動について語り、子供や若者たちが置かれていた状況や武道を通しての青少年健全育成活動について語りました。

現在まで在日ブラジル人コミュニティーが乗り越えてきた災害や不況、そして日本語教育をしっかり受けてきた子供たちが社会人になり日本社会で溶け込んでいく例と、多くの日系ブラジル人が日本に永住を決めたことの影響で、高齢化が今後の課題となっていることを語りました。

No dia 10 de maio, o Vice-presidente da Aliança de Intercâmbio Brasil Japão e Presidente da Associação Mundial de Karate Bushido Konseikai, Tetsuyoshi Kodama, nissei, palestrou com o tema "História da Imigração Japonesa no Brasil e a Comunidade Brasileira no Japão", no Kuretakeso em Hamamatsu.

児玉哲義 PH会講演会「日本人ブラジル移民と在日ブラジル日系人」


児玉哲義 PH会講演会「日本人ブラジル移民と在日ブラジル日系人」


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Posted by 日伯交流協会 Aliança de Intercâmbio Brasil Japão at 19:33 │ニュース その他